決済エラーになる理由と対応方法を教えてください。
決済エラーに該当する決済状況
- 仮売上失敗
- 取引登録失敗
- 与信審査エラー
- 出荷報告失敗
- 取引キャンセル失敗
- 取引修正失敗
- 売上失敗
- 決済エラー
参考:決済状況の各ステータス
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決済エラー共通の対応手順
決済エラーとなった受注は決済履歴で処理履歴やエラー内容を確認し、エラー内容に応じた対応が必要となります。
手順
1.[受注管理 > 受注管理 > 対象受注の詳細 > 決済履歴]にアクセス(受注管理一覧画面の「決済状況」リンクからも直接アクセス可能です)
2.決済履歴画面の「エラー内容」を確認する
3.[まとめ]決済履歴(エラーメッセージ)の対処方法より、対象受注の支払い方法のFAQ記事を確認し、2で確認した「エラー内容」に合致する対処方法を実施する
FAQ記事に記載のないエラー内容の場合は、以下の情報を添えてカスタマーサポートまでお問い合わせください。
場合によっては決済代行会社に直接お問い合わせいただくこともございますので、予めご了承ください。
- 受注番号、受注ID
- エラー内容
決済状況ごとのよくあるエラー原因、対処方法
仮売上失敗、与信審査エラー
何らかの理由により与信が通りませんでした。
まずは決済履歴から決済エラーの理由を確認し、エラー原因を解消した上で再オーソリ処理を行うか、別の支払い方法への変更が必要です。
決済エラー共通の対応手順に沿ってご対応ください。
注意事項
与信審査は決済代行会社側で行っておりecforceは関与していないため、与信が通らない理由(エラー原因)は弊社ではわかりかねます。
決済履歴から判断できない場合、エラー原因についてはご契約中の決済代行会社に直接お問い合わせください。
出荷報告失敗
受注の決済状況が「出荷報告失敗」となる原因は以下のとおりです。
- 後払いの受注で、「配送伝票番号」「発送完了日」の登録(出荷報告)を行わずに売上処理を行っているか、登録した「配送伝票番号」「発送完了日」が正しくない(桁数誤りや日付の誤り等)
- NP後払いの場合、該当決済に対して請求書データを出力せずに出荷報告を行う
決済エラー共通の対応手順に沿ってご対応ください。
売上失敗
受注の決済状況が「売上失敗」となる主な原因は以下のとおりです。
- 売上完了になった受注に対して再度売上処理を実施(二重で売上処理)
- 出荷CSVインポート時にファイルの二重クリックなどの操作を実施した場合も二重で売上処理される場合があります
- 与信が取れていない受注に対して売上処理を実施(与信審査中を含む)
- 与信有効期限の超過後に売上処理を実施(与信期限切れ)
詳しい確認方法と対処方法は以下をご参照ください。
売上失敗のよくある原因①二重で売上処理を行った
売上処理を行ったが決済状況が変わらないためもう一度売上処理を実行した、出荷CSVインポートで二重クリックしてしまったなどの場合、一度「売上完了」になった受注に再度売上処理を行うことになるため、決済状況が「売上失敗」となります。
よくある原因①の対処方法:決済代行会社側の画面で売上状態を確認し「強制売上処理」を実施
- 決済代行会社側の管理画面で、対象受注が実売上状態になっているかどうか確認する
- 対象受注が実売上状態になっていれば、ecforceの[受注管理 > 受注管理]で「決済状況一括変更」から「強制売上処理」を行う
売上失敗のよくある原因②決済エラーの受注に売上処理を行った
「仮売上失敗」「与信審査エラー」「与信審査中」などの与信が取得できていない(=決済エラー)の受注に対して売上処理を行った場合、顧客への請求(代金回収)ができないため、決済状況が「売上失敗」となります。
よくある原因②の対処方法:再オーソリ処理が通れば売上処理、通らなければ支払い方法変更 or 強制取消処理
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「再オーソリ処理」を実施
- 決済状況が「仮売上完了」や「与信審査完了」になることを確認(「仮売上失敗」「与信審査エラー」等の場合は支払い方法変更 or 強制取消処理)
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「売上処理」を実施
- 決済状況が「売上完了」となれば完了
売上失敗のよくある原因③与信期限切れ
与信には有効期限があります。受注の与信が取得できていても、その有効期間を超えて売上処理を行った場合、決済状況が「売上失敗」となります。
よくある原因③の対処方法:再オーソリ処理が通れば売上処理、通らなければ支払い方法変更
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「再オーソリ処理」を実施
- 決済状況が「仮売上完了」や「与信審査完了」になることを確認 (「仮売上失敗」「与信審査エラー」等の場合は他の支払い方法に変更)
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「売上処理」を実施
- 決済状況が「売上完了」となれば完了
[参考]
支払い方法の変更が必要な場合
・受注の支払い方法変更手順を教えてください。
与信の有効期限について
・[参考]決済会社ごとの与信の有効期限
取引キャンセル失敗
受注の決済状況が「取引キャンセル失敗」となる主な原因は以下のとおりです。
- 与信が取得できていない受注に取消処理を実施
- 取消完了になった受注に対して再度取消処理を実施(二重で売上処理)
- 取消可能な期限の超過後に取消処理を実施(取消期限切れ)
詳しい確認方法と対処方法は以下をご参照ください。
取引キャンセル失敗のよくある原因①与信が取得できていない
「仮売上失敗」「与信審査エラー」などの与信が取得できていない受注は、本来取消処理は不要です。
取消処理を行った場合、決済サービス側に該当受注の情報を保持していないため、決済状況が「取引キャンセル失敗」となります。
よくある原因①の対処方法:「強制取消処理」を実施
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「強制取消処理」を実施
- 決済状況が「取消完了」となれば完了
取引キャンセル失敗のよくある原因②二重で取消処理を行った
取消処理を行ったが決済状況が変わらないためもう一度取消処理を実行した場合、一度「取消完了」になった受注に再度取消処理を行うことになります。
そのため、決済状況が「取引キャンセル失敗」となります。
よくある原因②の対処方法:「強制取消処理」を実施
- [受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「強制取消処理」を実施
- 決済状況が「取消完了」となれば完了
取引キャンセル失敗のよくある原因③取消可能な期限を超過している
決済会社ごとに取消期限が設けられています。
期限を超過した受注をecforce上で取消処理しても「取引キャンセル失敗」となり、受注をキャンセルすることはできません。
よくある原因③の対処方法:決済代行会社に取消可否を確認してから対応
- 対象受注の支払い方法の決済代行会社に問い合わせ、対象受注の取消可否を確認
- 決済サービス側で取消可能で、処理が完了した場合は[受注管理 > 受注管理 > 詳細 > 決済状況変更]にて「強制取消処理」を実施
- 決済状況が「取消完了」となれば完了
[参考]
強制取消処理について
・取消処理と強制取消処理の違いを教えてください。
取消可能な期限について
・決済会社の注文取消期間が過ぎた受注を取り消す方法を教えてください。
・[参考]決済代行会社ごとの注文取消有効期限
上記以外のエラーの決済状況
決済エラー共通の対応手順に沿ってご対応ください。
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