出力したCSVファイルをエクセルで開いたときに値が変わってしまう
Excelの自動変換機能
通常、CSVファイルはExcelと関連づけられているため、CSVファイルをダブルクリックすると自動的にExcelが起動してCSVファイルの中身を確認できます。
しかし、CSVファイルをExcelで開いたときに、以下のようなExcelの自動変換機能により、元のデータと値が変わってしまうことがあります。
- 最初の0が消えてしまう(「0001」→「1」)
- 括弧付き( )の数がマイナス表示になってしまう(「(1)」→「-1」)
- 住所の丁目・番・号が日付に書き換えられてしまう(「1-2-3」→「2001/2/3」) など
CSVをExcelで開く際にExcelの自動変換を防ぐ方法は以下のとおりです。
ecforceでの対処方法
ecforceでは、ご利用環境に応じた文字コードを選択してCSVを出力できます。
※本対処方法は、ecforceからダウンロードするCSVファイルが「Shift-JIS」であることを前提とします。受注管理・定期受注管理以外はすべて「Shift-JIS」で出力されます。
CSVを出力する場合の文字コード選択方法については以下をご確認ください。
Excelでの対処方法
CSVファイルをダブルクリックで開いた際に、そのファイルが文字化けを起こしていた場合は、一度ファイルを閉じて再度別の方法で開き直す必要があります。
以下画像による説明は、ExcelのバージョンによってUIが異なる場合があります。ご了承ください。
※画面は Office 365です。他のバージョンでは[データの取得]を選ぶ場合もあります。
データの取り出しを行う
Excelのデータタブの「テキストファイル(テキストからデータを取得)」をクリックします。
開きたいCSVファイルを選択し、「データの取り出し」をクリックします。
カンマ区切りデータとして取り込む
「区切り記号付き(コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ)」を選択し、「次へ」をクリックします。
※元ファイルは「Japanese(Windows, DOS)」を選択してください。
区切り文字として「カンマ」を選択し、「次へ」をクリックします。
※「タブ」はチェック入力したままでも通常問題ありません。
列のデータ形式に「文字列」を指定
変換されたくない列の表示形式に「文字列」を指定し「完了」を押します。
データを取り込む「セル」を選択
データを取り込みたいセルを選択し「OK」をクリックします。
CSVデータをそのままの内容で取り込めます。
CSVの出力項目に関する詳細は「CSV管理」を参照ください。
この記事の目次
このセクションの記事