機能活用の例
特定期間に生成される定期受注のみ割引を行う方法
たとえばクリスマス期間や年末年始のセール期間などに生成される定期受注のみ割引設定を行う場合、ecforce上で自動設定する機能はありませんが、ecforceの設定とショップの運用により準じた対応を行えます。
ご提案可能な設定方法は以下3種類です。
調整金額で設定する方法
「受注管理 > 定期受注管理」画面で対象の受注を選択し、調整金額で割引を行う方法です。
前提条件
たとえば12月に生成される定期受注のみを対象にする場合、設定する日付の起点(受注日・発送予定日・お届け予定日 など)により、操作が異なります。
以下設定方法では「次回発送予定日が12月」であることを前提条件とします。
設定方法
- 「受注管理 > 定期受注管理」画面で検索条件「次回発送予定日」で12月を設定し「この条件で検索する」をクリックします。
- 対象の定期受注にチェックを入れて「一括更新」をクリックします。
※調整金額で割り引く金額が同一の定期受注はすべて一括で対応可能です。定期商品ごとに割り引く金額を変更したい場合は、検索条件で定期商品の絞り込みを行います。 - 割り引きたい金額を「調整金額」にマイナス(-)で入力し「調整金額を次回のみ有効にする:有効」にして「保存」します。
注意事項
- 「一括更新」する場合は受注に対して「上書き設定」となります。別途調整金額を設定している場合には、二重で割り引きが生じます。CSVで出力し、調整金額が別途設定されていないかご確認のうえ、実施ください。
- 上記設定方法は定期初回の受注には適用できません。
- 調整金額を適用するタイミングは「設定 > 税金 > 税率の設定」画面の「調整金額適用箇所」で課税前・課税後の設定が可能です。必要に応じて適宜設定ください。
該当商品の商品価格を変更する方法
前提条件
該当商品の「販売価格」を特定の期間(例:12月中)のみ割引後の金額に設定することで、12月中に新規で生成される受注はすべて割引金額となります。
ただし、以下の場合は変更後の価格情報は反映されません。
- すでに生成されている受注(既存受注)
- 既存定期受注にすでにセットされている、次回自動作成予定の受注商品情報(「タブ:受注商品管理」)
変更後の金額を反映させたい場合は、金額修正のうえ、再計算処理を行う必要があります。
設定方法
- 「商品管理 > 商品管理 > 該当商品」の「タブ:基本設定」画面で「販売価格」に割引後の価格を設定します。
- 「受注管理 > 定期受注管理」画面で「一括再計算」処理を行います。
※割引期間終了後に価格を戻す際にも同様の操作を行います。
詳しい設定方法は以下をご確認ください。
注意事項
上記設定方法には以下の懸念点があります。以下ご考慮ください。
- 12/1 00:00:00 に自動で商品価格を変更することはできません。
- 12/31 23:59:59 に自動で商品価格をもとに戻すことはできません。
- 割引期間中に複数回割引が適用されるのを防ぐため、一度割引額で購入された顧客は顧客ラベルなど管理のうえ、整理する必要があります。
期間限定のクーポンを配布する
設定方法
特定の期間(例:12月中)のみ有効なクーポンを発行し、顧客自ら商品購入の際やマイページ上でクーポンを設定いただきます。
クーポン作成方法は以下をご確認ください。
注意事項
定期受注に対してクーポンを利用する場合は以下懸念点があります。定期受注の場合は、以下ご考慮ください。
- 購入済みの定期に途中から適用する場合は顧客自身でマイページ上の設定が必要です。
- すでにクーポンが適用されている定期受注の場合は、ショップの管理画面で既存のクーポンを一時的に外す必要があります。
※マイページ上で既存のクーポンを外すことはできません。
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