スタートガイド

開設準備STEP4 各種情報の設定

ショッピングサイトを提供するにあたっての基本的な情報を設定します。
管理画面左下の「設定を変更する」より設定します。販売開始までに設定を完了してください。

一般設定

ショップの基本設定 (ショップ管理 > 各種設定 > ショップ基本情報の設定 もしくは 設定 > 一般設定 > ショップの基本情報の設定)でショップの運営者情報などの基本的な情報を登録します。

法務関係

ショッピングサイトを運営するにあたり、法務的に求められる内容の設定です。
ご利用の決済代行会社によっては、審査時に必要となる場合があります。

税金設定

税率の設定で注文に対する消費税計算をする際の設定をします。
ecforce では消費税の計算は「受注を作成する時点の設定」で計算します。

項目名 説明
消費税の端数計算 消費税に端数が出たときの処理方法
例)購入金額6円、税率10%の場合
切り上げ:消費税1円(0.6円を切り上げ)
切り捨て:消費税0円(0.6円を切り捨て)
四捨五入:消費税1円(0.6円を四捨五入)
割引減算ロジック 通常税率(10%)商品と軽減税率(8%)が混在し、かつ割引(クーポンなど)を利用する場合に設定します。割引額をどの税率商品から優先して減算するかの設定で、この設定は受注の消費税金額に影響します。
高い税率から計算:消費税額が一番少なくなります
低い税率から計算:消費税額が一番多くなります
按分:購入商品金額の税率により変わります
ポイント適用箇所・調整金額適用箇所 注文時にポイント利用する・調整金額による請求額の増減額をする際に、どのタイミングで計算するかの設定です。
参考:調整金額の税率設定と計算方法について教えてください。

例)商品小計1500円(税率10%)、ポイント利用500ポイント(もしくは調整金額 -500円)、送料・手数料0円の場合
課税前:
商品小計 1500円
調整金額 -500円
消費税 100円 = (1500-500) ×0.1
合計1100円
課税後:
商品小計 1500円
消費税 150円 = 1500 × 0.1
調整金額 -500円
合計1150円

メール設定

設定 > メール/通知 > メールアドレスの設定 で設定を行います。

メールアドレスの設定

システムからのメール送信時(購入者への送信・ショップ運営者様へのお知らせ)や購入完了ページに表示する連絡先の設定を行います。本設定では実在のメールアドレスを設定してください。

項目名 説明
お問合わせメールアドレス ショップページの「お問い合わせ」から問い合わせが入った場合に、通知するアドレス
{{ base_info.contact_email }} をメールテンプレート・LPテンプレート・テーマ管理などで利用した場合、この値に置き換えられます。
システムメール送信元 システムから送信するメール(購入完了メールなど)の送信元メールアドレス
{{ base_info.system_email }} をメールテンプレート・LPテンプレート・テーマ管理などで利用した場合、この値に置き換えられます。
システムメール差出人 任意
自動送信メールのBCC 任意。システムから送信するメールを別のメールアドレスへBCC送信する際に設定

よくある設定例

[1] お問い合わせもシステムからの通知も同じメールアドレスで受信する場合

お問い合わせメールアドレス:support@example.com
システムメール送信元:support@example.com

[2] お問い合わせ専用のメールアドレスを準備し、システムメール送信元へのメールはサポートしない場合

お問い合わせメールアドレス:support@example.com
システムメール送信元:noreply@example.com

システム送信元へメールを返信された場合に備えて

メールテンプレートに「このメールアドレス(この例の場合 noreply@example.com)は送信専用です。このメールに返信されても、届きません。ご連絡は support@example.com へお願いします」などの記載をすることをおすすめします。この場合でも、システムメール送信元は必ず実在のメールアドレスを設定してください。

[3] すべてのメールを Re:lation(リレーション)やMailDealer(メールディーラー)などの顧客対応専用のメールアドレスにも送信したい場合

自動送信メールのBcc: 送信先のメールアドレス を追加(複数可能)

メール送信サーバ(SMTP)の設定

ecforceのシステムからメール送信する際に利用する送信サーバ(SMTP)サーバについて設定をします。設定値はご契約のSMTPサーバによって異なります。詳細はご契約のSMTPサーバの事業者様にお問い合わせください。

本設定について

本設定が誤っているとecforceのシステムから送信する全メールの送信ができません。
設定後は必ず以下の画面で、テスト顧客を利用してメール送信のテストを実施してください。
・パスワード再設定(テスト会員情報で確認)
・お問い合わせの送信
・管理画面内からテスト会員情報で「一括メール送信」

項目名 説明
送信サーバー名 送信サーバー名を設定
ポート番号 ポート番号を選択
ユーザ名 送信時に認証が必要な場合、ユーザ名を設定
パスワード 送信時に認証が必要な場合、パスワードを設定
認証方式 (高度な設定) メールサーバで認証が必要な場合の認証方法を選択

発送日・お届け予定日に関する設定

出荷をしない日(休日)の設定

「設定 > 一般設定 > 休日設定」で土日祝の設定と、土日祝日以外の特定の期間(例:年末年始・盆休みなど)の登録が可能です。各注文の発送予定日は休日設定で発送休止日と設定した日を避けて設定されます。

注文~出荷までの期間の設定

「設定 > 配送/送料 > 配送/送料の設定」で設定をします。以下に一般的な設定例を示します。

[1] 注文日の翌日に出荷する

最短発送日の指定:1日
発送締め時間設定:24時
最短お届け日の設定:発送日起点

[2] 営業日午前中の注文は当日出荷、午後の注文は翌日出荷

最短発送日の指定:0日
発送締め時間設定:12時
最短お届け日の設定:発送日起点

[3] 注文日の3日後に出荷する

最短発送日の指定:3日
発送締め時間設定:24時
最短お届け日の設定:発送日起点

単品・定期初回の注文の場合、例えば土日祝が出荷休止日ならば、以下のロジックで出荷予定日が設定されます。

※上記設定[3] の場合
金曜日の注文は「3日後」の月曜日出荷
月曜日が祝日の場合、金曜日の注文は「3日後」の月曜日(祝日)の翌日の火曜日出荷

注意事項

注文~出荷までの期間を商品ごと/販売ページごとに変更することはできません。

 

出荷~お届け予定日の設定

配送/送料の設定の「最短お届け日の指定」で、「発送予定日(出荷予定日)」~お届け予定日までの日数を設定します。都道府県ごとにこの日数を追加指定することも可能です(都道府県別配送期間管理

 

お届け予定日(配送予定日)について

顧客がサイトで注文をする際の配送日指定の許可設定が可能です。
また、該当の注文が定期販売(サブスクリプション販売)の場合、顧客のマイページで次回注文の配送日指定の可否も設定可能です。

購入時の配送日指定

「設定 > 購入/フォーム > 共通フォーム設定(単品商品購入時定期商品購入時)」の「お届け日の指定」
※LP(フォーム一体型ランディングページ)の場合、販売面ごとの設定が可能です。

購入時の配達時間帯指定

「設定 > 購入/フォーム > 共通フォーム設定(単品商品購入時定期商品購入時)」の「お届け時間の指定」
配送日指定は許可せず、配達時間帯指定だけ許可することも可能です。
※LP(フォーム一体型ランディングページ)の場合、販売面ごとの設定が可能です。
また、あわせて以下の設定が必要です。

  • 単品商品購入時定期商品購入時の「お届け時間の指定の指定なし」(お届け時間指定なしを許容するかどうか)
  • 配送業者管理でお届け時間の指定をさせる配送業者設定で、指定可能な時間帯を設定
    • 指定可能な時間帯は配送業者によって異なります。最新の情報を確認の上、設定ください。
    • 配送業者管理での「指定可能な時間帯」設定がなく、購入時に配送時間帯指定を許可する設定の場合、選択できる配送時間帯は「指定なし」のみになります。

マイページでの変更について

定期注文(サブスクリプション)の場合、マイページで次回配送日・時間帯の指定を許可するかどうかの設定がマイページ設定で可能です。

自動受注作成タイミングの設定

※定期受注(サブスクリプション)の場合の、2回目以降の受注のための設定

ecforce では定期販売をする場合、定期受注情報ごとに設定されたお届けサイクルにあわせて注文を自動で生成・与信取得まで実施します。ショップは生成した注文の与信状況を確認し、他の注文と同様に正常に与信が取れた注文を出荷します。
自動受注の作成タイミングは受注/定期受注の設定の「自動受注作成日の指定」で設定をおこないます。

  • 自動受注作成日の起点の指定が「発送予定日起点」の場合、「次回発送予定日の◎日前」に自動受注作成
  • 自動受注作成日の起点の指定が「配送予定日起点」の場合、「次回お届け予定日の◎日前」に自動受注作成

なお、「自動受注作成日の起点の指定」は、「発送予定日起点」「配送予定日起点」の2つありますが、特別な運用がない限りは「発送予定日起点」をご利用ください
ecforceの開発当初は「配送予定日起点」のみでしたが、一般的には「発送予定日起点」が主流のため追加した設定項目です。
年末年始等の大型連休により長期間発送作業を行わない場合の対応がスムーズになるため、「発送予定日起点」のご利用を推奨しております。
参考:大型連休にともなう定期受注についてのご注意

ecforceでは購入者へ商品をお届けする予定日(お届け予定日/配送予定日)を基準に、次回の「お届け予定日」が決定し、次回のお届け予定日を基準に定期受注/商品の配送サイクル設定に従って注文を生成します。
そのため、以下のような基準での設定はできません。あくまでも購入者目線でのお届けサイクルです。

初回の注文日から○日後に2回目の発送・お届け・受注作成
初回の発送日から○日後に2回目の発送・お届け・受注作成

自動受注作成時間

定期受注の自動受注作成時間は「設定 > 受注/定期受注 > 受注/定期受注の設定」の「自動受注作成日の指定」で設定を行います。
自動受注作成開始可能時間は「午前07:00 〜 午前00:30」(30分刻み)です。

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