Google Tag Managerを利用したGoogle Analytics 4へのデータ連携【自動収集イベントの設定方法】
自動収集イベントとは
自動収集イベントは、基本的なGA4タグ設定のみで自動的に計測されるイベントです。
ウェブサイトで Google アナリティクスを設定した場合にデフォルト(自動)で収集されるイベント(ユーザーがウェブサイト上で実行した行動)を指し、「初めてサイトに訪れた(first_visit)」「セッションを開始した(session_start)」など、Googleが定義したイベント名のイベントが自動的に計測されます。
自動収集イベントはGoogleが事前に定義したイベント名なので、原則停止することはできません。
より高度な設定である「推奨イベント」については以下をご参照ください。
Google Tag Managerを利用したGoogle Analytics 4へのデータ連携【推奨イベントの設定方法】
テーマをご利用の場合
カスタマイズ対応テーマテンプレート(ec_force_basic_theme)バージョン1.5.0 未満、ならびに 2023/6/20 以前に提供した ec_force_default_themeをご利用の場合は本設定の他に、別途テーマ更新が必要です。
テーマファイルの編集・更新作業については自社の担当コーダー様宛にご確認・ご依頼ください。
①カスタマイズ対応テーマテンプレート(ec_force_basic_theme)をご利用、かつ自動更新がOFFの場合
以下のいずれかをご対応ください。
(1)テーマファイルを自動更新ONにアップデートする
コード編集したカスタマイズ対応テーマテンプレート(ec_force_basic_theme)を最新のバージョンにアップデートする方法
(2)自動更新OFFのまま、テーマファイルの編集を行う
- 最新の ec_force_basic_themeをDLして差分ファイルの追加、ソースコードの追記を行う
- ec_force/shop/sections/__head_google_tag_manager.html.liquid
- ec_force/shop/sections/__body_google_tag_manager.html.liquid
- shop/order.html.liquid
- shop.html.liquid
② 2023/6/20 以前に提供した ec_force_default_themeをご利用の場合
ecforceテーマガイド 更新履歴 2023/06/20(1) をもとに、以下の手順で実施してください。
- 「shared_partial body_google_tag_manager」をテーマガイドと同じ内容で記載・保存する(PC/SP版ともに)
- 「shared_partial head_google_tag_manager」をテーマガイドと同じ内容で記載・保存する(PC/SP版ともに)
- 「layout 購入(レイアウト)」「layout 購入以外(レイアウト)」に対して、テーマガイドを参照して 1,2 で追加したファイルを読み込む記述を記載する(PC/SP版ともに)
※誤ったファイルパス・ファイル名 / 存在しないファイルを読み込む記述をすると、ショップの表示がエラーとなります。作業順・編集テーマに注意して、作業をご実施ください。
テーマ編集時の注意事項
「現在のテーマ」(本番適用中)のテーマファイルを更新した場合、即座にサイトに反映されます。
テーマ編集時は現在ご利用中のテーマファイルをコピーした新規テーマを作成し、 コピーしたテーマがテーマライブラリにある(本番適用外)状態での編集を推奨します。
動作確認はプレビュー表示にて実施し、動作確認が完全に終了した後に適用テーマの切り替えを実施します。
設定手順
1.Googleアナリティクス管理画面から「管理(歯車マーク)」>「データストリーム」をクリックし、アカウントのプロパティを選択します。
2.ページ下部にある「タグの実装手順を表示する※」を選択後、表示されるタグをすべてコピーして
手元に控えます。
※「タグの実装手順を表示する」は新規アカウントの場合はページ上部に表示されます
3.ecforceの管理画面でタグの設定を行います。
ショップページと広告URL(LP)どちらに設置するかによって設定箇所が異なります。
- 設定箇所
- ショップページの場合:[ショップ管理 > 各種設定 > ショップのタグ管理 > 新規作成]をクリック
- 広告URL(LP)の場合:[マーケティング管理 > LPタグ管理 > 新規作成]をクリック
以下の通り設定し、保存します。
- タグ名:任意の名称を入力
- タグ表示箇所:「header要素の最初に追加」を選択
- タグコード:手順2で控えたgtagタグをペースト
4.Googleアナリティクス管理画面に戻り[レポート > リアルタイム]を見ながら、タグを設置した該当URLをクリックして自分のアクセスがリアルタイムで確認できたら完了です。
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