DNSレコードの設定依頼について
ショップ様にてDNS管理をしている場合
DNSレコード設定はDNS管理者の方に依頼ください。
ecforceでDNS管理をしている場合
以下の情報を添えて、お問い合わせフォームより設定を依頼ください。
レコード名:
レコード種別:
値:
DNS管理が上記どちらかわからない場合
nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】 (外部サイト)で確認します。
上記実行結果がAWSの値(ns-●.awsdns-●.●●)以外の場合は、ショップ様でDNS管理をされています。
実行結果がAWSの場合は基本的にecforceでDNS管理を実施しております。
ショップ様によってはDNSがAWSの値であってもショップ様でDNS管理を実施されている場合もございます。
詳細はショップ様のDNS管理部門にお問い合わせいただくか、お問い合わせフォームより弊社にお問い合わせください。(DNSの値がAWSの場合、ecforceで管理している値かどうかをお調べいたします)
DNSレコードについて
レコード名
DNS管理しているドメイン(ルートドメイン)もしくはそのサブドメインがレコード名にあたります。
利用しているDNSサービスによっては[ホスト名][HOST]等と呼ばれる場合もありますが、意味は同じです。
<例>ドメイン:ec-force.com
▼レコード名
ec-force.com
〇〇.ec-force.com(サブドメイン)
XX.〇〇.ec-force.com(サブドメインの前にさらに値がついている場合もあります)
レコード種別と値
・Aレコード
ドメインのIPアドレスを指定するレコードです。必ずIPアドレスの形式となります。
IPアドレスは[.(ドット)]で区切られた数列となります。各種事業者さまから共有を受けた値が[-(ハイフン)]や[ (半角スペース)]等で区切られている場合は、弊社への設定依頼時は「.」に置き換えてご共有ください。
Aレコードは複数設定することが可能ですが、すでに同じレコード名でAレコードが設定されている場合は、基本的に追加ではなく変更対応となります。
<例>レコード名:ec-force.com
レコード種別:A
値:12.123.124.210
・MXレコード
メールサーバーを指定するレコードです。サブドメインに対しても設定することができます。
<例> レコード名:ec-force.com
レコード種別:MX
値:10 mail01.ec-force.com
10が優先度、mail01.ec-force.comがメールサーバーのホスト名です。
依頼いただく際は優先度とホスト名の間は半角スペースを入れてください。
※基本的に1つのレコード名(ドメイン)に対して設定できるメール事業者は1社となります。(例:Google Workspace とXSERVER を列挙してMXに設定することは基本的に実施しません)
・CNAMEレコード
正規のドメイン・サブドメインの名称を指定するレコードです。
すでに同じレコード名で別のレコードが登録されている場合は、設定することができません。
※他のすべてのDNSレコードとの共存が不可
<例> レコード名:help.ec-force.com
レコード種別:CNAME
値:support.ec-force.com
・TXTレコード
DNS管理者がテキストを登録するためのレコードです。もともとは人間用のメモとしての関連付けるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。
1つのドメインが複数のテキストレコードを持つことは可能です。
現在はドメイン所有者の確認や迷惑メール(SPAMメール)防止の目的での利用が主ですが、もともとはそのような目的で設計されたレコードではありません。
迷惑メール防止目的として主に「SPF」「DKIM」「DMARC」などがあります。
・NSレコード
ネームサーバー値を指定する際に設定するレコードです。
ecforce でDNSサーバーを管理している場合、NSは変更できません。
NSレコードの変更をおこなう際は、DNSサーバーはショップ様管理となります。対応をご希望の場合はご相談ください。
※サブドメインへのNSレコード設定は対応可能です。
<例>
レコード名:ec.ec-force.com
レコード種別:NS
値:ns1.example.jp,ns2.example.jp
上記の場合、サブドメイン[ec.ec-force.com]配下を管理するDNSサーバーは弊社ではなく、ns1.example.jp / ns2.example.jp となります。
基本的にルートドメインのDNSサーバーで、ドメインに関わる全てのDNSレコードを設定することが可能です。サブドメインに対してのみ別のDNSサーバーをご用意いただくことで、指定のサブドメイン配下のDNS管理を切り分けることができます。
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